老眼の豆知識
目のかすみ
目がかすんで見えるのは老眼の特徴です。物がはっきり見えなくなる状態のことを表します。これは視力の障害の一つに分類されていますが、突然に目が見えなくなるというものではなく、日常的に生じる症状といえます。また、外から見たところは異常が見られないものの眼球の底の部分に病気があるためにはっきり見えないということも起きます。これは、そこひと呼ばれています。
眼球検査が出来るようになったのは、19世紀の物理学者、ヘルムホルツが検眼鏡を開発したおかげです。それまでは瞳孔の色を調べて症状を調べていました。そこひには色によっていくつかの種類があります。白いそこひは白内障のことです。黒いそこひは黒内障、青いそこひは緑内障と呼ばれています。そして、黒そこひにはさらに多くの種類があって、眼底検査によって詳しい診察が必要になります。
眼のかすみは様々な病気によっても引き起こされます。例えば、眼底出血や黄班変性などの病気があげられます。黄班部は目の底の中心位の位置にありますが、ここに異常が生じて目がかすんできて、やがて視野がぼやけてきてしまうのが黄班変性です。その原因はいくつかありますが、主に網膜の下にある脈絡膜に新しい血管が出来てしまったり、むくみが生じてしまったりすることによって引き起こされます。これは特に中年以降に起きやすい病気の一つです。眼底出血は糖尿病や高血圧、動脈硬化などの病気によって引き起こされることがありますが、突然見えなくなってしまうこともあり、大変危険な病気です。もし目がかすんできたら、一度病院で診察を受けた方が安全かもしれません。